マルクマの日々

見たアニメや映画、本のことを紹介したいと思っています。これを参考にアニメを見てもらったり内容を思い出してもらったり、物を買うのの参考にしてもらったら幸いです。

聲の形が面白い理由2選

映画『聲の形』Blu-ray 通常版

あらすじ

この映画は「君の名は」に次いで評判の高かったアニメ映画である。あらすじは小学校時代、主人公の石田将也の学校に転校生として西宮硝子が転校してきた。しかし彼女は耳に障がいを持っており他の人の声を聞くことが出来なかった。それを理由に硝子は将也にいじめられ学校から姿を消すことになるのだがそのいじめが原因で今度は将也がそのいじめの主犯者として罪を全てかぶりいままで仲良くしていた友達からいじめられることになる。そこでいじめられるつらさを知った将也は、高校生になって硝子に謝りに行くことにする。そこから二人は友達になりかつての友達とも友好な人間関係を再び築くことが出来たのであった。

 

面白かった点2選

①顔のばってんが消えていく描写

主人公の将也は、小学校時代硝子の転向後いじめを受けてから人の顔をまともに見ることが出来なくなってしまい、顔を見ることが出来ない人の顔にはばってんがつくという描写になっていた。このばってんは作品の中で将也が他の人としゃべれるようになったりすることで外れていき最終的には友達のおかげで全ての人の顔が見れるようになるという感動の結末が待っているのだ。将也は硝子の耳をサポートし、硝子は将也の目のサポートをしたと考えることが出来とても考えさせられる伏線になっていたように感じる。

 

②リアルさがある小学校時代の話

この作品の将也の小学校時代の話は現実にもありそうな展開の話であった。身体に障害のある子がいてその子をいじめるという感じや、いじめを主犯していた人が最終的には一緒にいじめてた人からいじめられるという点など、とても現代の学校の問題を表しているようでとても入り込みやすい作品であったように感じる。こういうことをしてはならないという教育の概念からいってもよいのではないだろうか。(ただひとつだけリアルでないのが硝子が何をされても怒らずいつもにこにこしていたところである。こんな性格のいい子は現代の学生にはいないように感じるw)

 

 

このほかにも時間を感じさせる美しい描写や、声が聞こえない硝子の夢のシーンの声の部分が無音の字幕になっているなど、見応えのある作品であるかつ何回見ても新しい発見があるような深い作品になっているように思うので是非見てもらいたいように思う。

 

 

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